単語の効率的な覚え方(宿題の仕方)
英語の単語練習と国語の漢字練習。
ちょっとやり方を工夫するだけで記憶に残りやすくなる方法があります。
実は私、暗記系が大の苦手で、漢字と単語がボロボロでした。
中学校3年生の時に、さすがにこれでは進学が難しいのではないかと考えて実行。
実際に効果があった方法です。
まず、教科書を開き、自分が書けない単語/漢字(あやふやなものも含む)に鉛筆でマルをつけていきます。
マルをつけるページ数は、多すぎず少なすぎず、
1ページで同じ単語/漢字を5回以上書ける量がいいと思います。
マルを付けた単語/漢字を宿題用のノートにその順番どうりに一つづつ教科書を見ながら正しく書き写していきます。
一回どうり書き写せたら、またはじめから同じ作業をノートが埋まるまで(または宿題に課せられた量が終わるまで)書き写します。
これを毎日宿題として書いていくと、反射的に書けるようになる単語/漢字が出てきます。
自信を持って書けるようになった単語/漢字に付けた教科書のマルは消します。
書けない単語/漢字だけ繰り返し練習していきます。
マルのついた単語/漢字がなくなったら、同じ作業を次の範囲で繰り返します。
この練習方法の利点は、
1、新出単語/漢字だけでなく、今まで習った全ての単語/漢字を覚えることができる。
2、宿題のやり方を変えるだけなので負担に感じにくい、また宿題に掛かる時間はほぼ同じで済む。
3、同じ単語/漢字を続けて書かないので、ひとつづつ意識して書くようになり、記憶に残りやすい。
4、マルのついた単語/漢字がどんどん減っていくのが目で見えるので、モチベーションが継続しやすい。
などです。
もし、単語/漢字練習のやり方に決まりがあるようなら、規則に従った様式で書いても大丈夫です。
ただし同じ単語/漢字を続けて書かない様、必ず一文字一文字違う単語/漢字を書いて仕上げてください。
おすすめの方法より効果は落ちますが、ただ何となく同じ文字を書き写す方法よりは記憶に残りやすくなります。
英語の単語の場合、できれば声に出しながら(頭の中で読んでもOK)書くと尚更定着が速くなります。
ただし、「文字にない音は読まないこと」に注意して読んでください。
例えば、saladの発音はサラダではありません。
最後にアの音はありません。dで終わります。
カタカナ読みをしていると、スペリングが覚えにくくなり、リスニングの力も付きません。
文字を書いている間も、必ず頭の中で文字を音に変換しているはずです。
なので、実は一番聞いている英語はあなたが読んでいる英語の音です。
子音だけの発音に気をつけて、一度トライしてみて下さい。
きっと役に立ちますよ。
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